昨日、「美協」搬入時のこと。
美術館の別室にて開催中の「ライバル 種臣と梧竹」と「佐賀二科展」を見る。
「佐賀二科展」
みなさん自分のスタイルを徐々にだが変化、前進されているようで
、見ごたえがある。
「ライバル 種臣と梧竹」<佐賀県立美術館6月23日(日)>
佐賀に生まれた近代の二大書家、副島種臣と中林梧竹の書の特集。
二人の書を対にして展示してあり、お二人の違いや共通性などが見て取れる仕掛けのようだ。
二人ともどこかでは、象形文字風の書き順に捉われない自由奔放な書を描かれれば、単純明快な墨絵は逆に書のようでもある。
弘法様にも通じる大胆かつ繊細さが見て取れる。
繊細の中にもおおらかなのが梧竹さん。
繊細ながらも豪快なのが種臣さん。
豪快、おおらかな遊び心が現代にも響く。