服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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市川海老蔵 on 嘉穂劇場

筑豊、飯塚の嘉穂劇場へ行く。
基山から冷や水峠を越えてというか、今はトンネルを一直線。
およそ二時間。
遠賀川の袂にレトロな劇場がある。
我が町の佐賀劇場も残っておれば、これ以上に優美で、かつ歌舞伎が来たことだろう。
本日は市川海老蔵一行の”古典への誘い”。
前列升席の中央。
見栄を切る目力のそばでは、息づかいとにじむ汗も。
小劇場(小屋)ならではの客席と舞台とのアットホームな一体感。
本来歌舞伎はこうであったろう。
子供のころ佐賀劇場でよく見たのが筑紫美主子一座の大衆演劇
世界の海老蔵さんとは云え、お客を魅了したのしませる極意は変わらない。
歌舞伎をもっと身近に。
スケッチを止めて舞台に集中。
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