2015-09-28 市川海老蔵 on 嘉穂劇場 日々雑感 #練習用 筑豊、飯塚の嘉穂劇場へ行く。 基山から冷や水峠を越えてというか、今はトンネルを一直線。 およそ二時間。 遠賀川の袂にレトロな劇場がある。 我が町の佐賀劇場も残っておれば、これ以上に優美で、かつ歌舞伎が来たことだろう。 本日は市川海老蔵一行の”古典への誘い”。 前列升席の中央。 見栄を切る目力のそばでは、息づかいとにじむ汗も。 小劇場(小屋)ならではの客席と舞台とのアットホームな一体感。 本来歌舞伎はこうであったろう。 子供のころ佐賀劇場でよく見たのが筑紫美主子一座の大衆演劇。 世界の海老蔵さんとは云え、お客を魅了したのしませる極意は変わらない。 歌舞伎をもっと身近に。 スケッチを止めて舞台に集中。