服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2021-01-01から1年間の記事一覧

晴天の山門

いい天気だったのでまた来てしまった。青い空に綿アメのようんな白い雲。桜咲くころは微妙に不安定な感覚。だけに浮かれ踊ろうとするのか。 SM

山門に咲く桜

☆雨の中、桜が散るかもしれないと、ある山の山門へと行く。山門下の駐車場に移動販売のトラックがいてご近所の女性三人が食材を調達している。買い物客もトラックも去り、雨の中に山門がずしんと現れる。桜はまだ五分咲きだ。土砂降りになり山門の屋根から雨…

ムルソーの太陽

有明海は意外に澄んでいて、時おり青い海にも変貌する。 空気が澄んでいてまぶしいくらいに太陽が輝く時のようだが、 そうめったに見られない 。

秋桜クラブのみなさんお元気。 桜を描く人もいらっしゃいました。 早い桜となりそうですが、次回は戸外スケッチ! ロダン作 ヴィクトル・ユーゴ 画用紙にクレパス

日和が丘から石巻を見る

日和が丘神社から見た石巻2013年2月 2013年2月27日 <日和が丘から石巻を見る> 写真上:震災前 写真下:震災後 路地から路地をGPSを頼りに30分ぐらい歩くと気仙沼市立女子高校に来た。その隣が”日和が丘”という公園である。あの日、人々が避難していた場…

腹が減っては

2013年2月26日 腹が減っては 寒く、腹も空いた。今日はこれくらいにと街に戻る。食堂らしい食堂もなく、真っ赤々な中華屋が目に飛び込む。左右前後に開く戸をマカロニウエスタンのでジャンゴのようにギギーッと押して入店。おおっ!店内は明るくストーブがガ…

2013年2月26日 柳津駅 終点、気仙沼線の柳津駅で7人の男の乗客がバスを降り、電車を待つが、駅舎にも外にも店はなし。それぞれが持参したパンなどを食べる。僕もリュックに忍ばせていた丸ボーロを小腹に落とした。やってきた電車に乗り込むと、電車は元来た…

陸前高田、気仙沼から石巻へ

気仙沼から石巻へ 2013年2月26日 <陸前高田市> 陸前高田行きのバスは1時間後であり、時間が惜しくタクシーに乗る。これがよかった。いくつかのトンネルを抜け「ここからが岩手です・・」と運転手さんは語り出す。いろんな意味でこちらの気持ちを察するよう…

陸前高田市役所解体

2013-02-25 陸前高田市役所解体 千昌夫さんが建てたというホテルと残す残さないで議論があった市役所が解体中で残るは廃墟の中学校と公営マンション。やがて瓦礫も撤去され更地となるだろう。 編集 big2ro 8年前

一本松の復元 2013年2月25日

2013/2/25 「高田の一本松」への道は工事のため「進入禁止」となっている。しかし運転手さんは進入した。「この間もパトカーに追い出されたんですけどね・・」と車を走らす。松原の海水浴場も跡形もない。それでもそばまでは行けなかった。枯れた一本松を新…

気仙沼ブルース

気仙沼に戻るが、そのまま被災地をガイドしてもらう。巨大な船が道路の上にあるなんて、スピルバーグの映画?どころではない。シュールなディペインズマン。しかし、被災地の人たちにとっては残したくない風景でもあるのだ。加工工場地区が全滅しており仕事…

 いわき市立美術館

コロナ禍にも3.11は忘れない。2013年2月の点描をもう一度。 上野から常磐線、スーパひたちでいわきへ。早速、車窓の冬枯れ田んぼを見ながら幕の内弁当を開く。特設の水戸偕楽園駅に停車するが、祭りのにぎわいとは裏腹に、まだ一りんの梅も咲いていない。「…

メタリックワールド

戸ヶ里漁港2021 泥の海 照らす太陽 海苔舟は海のSL 干潟は永遠に宇宙を見上げる 宇宙は海 海はまぶしく波と散る 午後の曳航 海の夫婦は海苔師となる 時間が動き出す 乳の海 見るとミルク 風に浮かぶ 戸ヶ里 F6

満ち潮引き潮

部分は常に全体を均衡にしようとする。 答えはいたるところに落ちている場合もあれば、ある一点を凝視する眼差しの中に浮上してくる場合もある。 瞬時に新たな思想がわいてくる。 それほどに自然は鋭い。

完璧なる場所・パーフェクトワールド

Wataridori 干潟公園。 肉眼で見える距離に鳥さんたちはいた。 餌をあさるというよりも休息しているようだ。 時折起こる群れの乱舞は海中のイワシの群れにも夜空に開く花火にもにて平面、立体、変形をランダムに繰り返す。 体力をつけシベリアへと飛び立つ日…

干潟の表情

1月の天気は空が青くクリアーだった。 2月も晴天だが、山や田や海が霞んでいる。 気温上昇で蒸気がわいているのだろうか。 干潟夕暮れ F4

佐賀大 卒業・修了制作展

卒業・修了制作展多様なジャンルの力作がずらり。 眼鏡忘れ顔面接写で作品をじっくり見ていた。 振り返ると「はっとりさんこんにちは」とリクルートスーツのきれいな女性が笑顔で立っていた。「一瞬!?!?」。 「Tまりもです」、まりもさんだった。昨年の…

ブールデルとダリ

Tクリニックの皆さんと描きました。 ちびのブールデル、ミキエヴッチと ダリ。 ちびのブールデル ブールデル 画用紙にパステル ミキエヴァッチ ブールデル 1919 「ナルシストの変貌」ダリ の部分

石井樋にて。 石井樋といえば治水の神様といわれた成富兵庫茂安さん。 各地に水が分配されるよう嘉瀬川の石井樋には様々な仕掛けがなされている。取り入れられた水は生活用水や農業用水として使われ、佐賀城下には今も小さな水路が張り巡らされ名残をとどめ…

渡り鳥

朝、干潟公園に渡り鳥を見にいく。満潮の干潟と海水の境界線上がびっしりと鳥たちで埋めつくされている。これだけのスケールで見るのは初めてだ。大自然の偉大なる生命力にただ茫然。 干潟に散在するプラスチック系のゴミがあってはならないものとして目につ…

近くて遠いとこ

佐賀の嵐山とも云われた川上。 小城の祇園川周辺も嵐山とか。 夏休み。朝、家族は弁当持ってバスに乗り川上へ、水遊びをしたりして、またバスで夕方には戻ってくる。 子供心には遠いところであった。 近くて遠いとは自然空間での五感であろう。 どこでもイイ…

佐賀県立美術館で時間をつぶす

Tクリニックの人たちが出品されてる「皆の文化芸術展覧会」を見に佐賀県立美術館へいく。 プロと思えば、全員がプロであってもイイ。芸術の源流が裾野へと広がり始めている。全員に賞をあげたいくらいユニークかつたのしい作品ばかりであった。 同じく二科会…

干潟のあたたかさ F6

干潟錬金術

佐賀は何もないと思った方がイイ。 干潟は太陽次第でメタリックにもクリスタルにも黒鉄のSLにも変貌する。 何もない不毛の地に食料も文化もものすごくゆっくりだけど現れる。 待ってはいられないのが人間である。錬金術である。 F6

画家・岩永京吉と家族

「岩永京吉展 残されなかった作品・幸せを描くことの意味」 岩永京吉美術館 12/1~ 2021/2/28まで 家族をテーマに取り組んでおられたころの大作は、日展などに出品してもことごとく落選されていたようである。 そんな作品たちに光を当てたユニークな展覧会で…

戸ヶ里の初日

曇ってはいたが、様々な光が漂い漏れていた。 特別な瞬間に風景・空間はアウラとして緊張を見せる。 だから元旦なのである。E=MC2 戸ヶ里 7:12 F4 戸ヶ里2021-1-1 8時頃 F4連結 右、多良岳に雪 左は雲仙岳 戸ヶ里 8:30 F6 曇り 戸ヶ里の日の出 7:22 F6

草茫々通信 14号「弱者」って誰のこと?

草茫々通信14号が出ました。 障がいをもった人たちを主人公とした映画も世界的に少なくない。 多種多様の切り口で扱われる。 子供ころ見た「しいのみ学園(監督:清水宏 1955年)」「名もなく貧しく美しく(監督:松山善三 1961年)」、「ノートルダムの・・…

ハッピーエンド

「セントアンナの奇跡」2008年。 監督:スパイク・リー 平凡なアフリカンアメリカン(黒人)の郵便局員が客を射殺する不可解な事件が発生。この事件の背景には第二次世界大戦中のイタリアでのとある出来事が隠されていた。 アフリカンアメリカンだけで組織さ…

2021/1/1曇り  日の出

後手後手になったけど、2021年1月1日7:22分の日の出。 戸ヶ里漁港。曇り。 東の地平の山際がほんのりと赤く染まっただけであった。 F6 2021/1/1 日の出

45回黄美展 小城ゆめパレット 1月11日(月)まで

小城高校OB の正月恒例の展覧会。金子剛先生と教え子の19名が出品。 毎年見てます。みなさんベテランです。 背後から声がかかり見ると、ゆめパレットの館長・八木さんが記念の福引やってた。 ガラガラと回したらピンクの玉がころりん。小城を描いたまんが本…