服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

tomatotiger8.sakura.ne.jp

2012-01-01から1年間の記事一覧

海苔作業はじまる

戸ヶ里の漁港にはトラックがぎっしりと整列していた。海苔ヒビ(支柱)立ての作業が盛んなようだ。明日に備え支柱をトラックに積み、漁船に積む作業をする家族があった。糊が育ち一枚の海苔になるまで大変な作業だ。半農半漁の家もある。楽を望んでも楽には…

ヒガンバナ

植えてもいない彼岸花が一輪、いつの間にか咲いてしぼんでた。緑の茎だけが、まっすぐに伸びている。たった一輪とは?来年も咲くのだろうか。

東京都現代美術館までの道

地下鉄で清澄白河まで行き。下町の雰囲気が残る深川を歩く。ポツンポツンと商店があるだけの旧商店街である。しかし、通りにはかかしが立ち並び訪れる人々を歓迎している。田んぼもないのにかかしとは・・?子供たちが思い思いに作ったかかしであり、「○○賞…

特撮博物館

さて、東京現代美術館では夏休みから続く「”特撮博物館” 2012年7月10日(火) ~ 10月8日(月)」が開催中。連休とあってものすごい人出である。時間差入場だが、すし詰めというか、見られる状況にはない。観客かき分け、どんどん部屋を素通り。それにしても鼻血…

円谷英二大監督

ボクら世代には円谷英二大監督がいた。ボクラの神様だった。確かボクも特撮をしている。アルバムを調べるとあった。高校1年の夏(退屈していたのだろう)の記がある。庭で模型の戦車、飛行機を使い、炎上する町のシーンを撮っている。白黒を意識して道路には…

奈良美智展

誘われて、みなとみらいの横浜美術館へ行く。奈良美智展(2012.7.14~9.23)少女の顔が万人に受けるのは当然だろうが、絵画的には、饒舌にならず、”ズバリ一言”で現代を切り取っているかに見えるところが奈良 美智たらんとするところであろう。少女の多様な…

美声のコロちゃん

今夜もコーロギがきれいな声で鳴いている。スズムシよりは大きめの鈴をコロコロ転がすように家中に響き渡る。野原で捕まえて来た一匹の雄のコーロギ。メスを誘い呼ぶのだろうか、朝まで美声で歌い続ける。戸外の庭や下水口で鳴くロンリ―コーロギもイイ声なの…

山下清展

上:山下さんの鉛筆画 下:それをまねたボク(小学3年生)の貼り絵。 朝、「山下清展」の会場式(県立美術館 9月13日から10月21日)にいく。山下清展が美術館であるというのは珍しいのではないか。デパートなどの特設会場で催されることが多かった。時の流れ…

陣内敦個展

陣内敦個展(ギャラリー久光 ギャラリーIBAH)大作の他にも図工の時間の延長のように楽しく見える小さな作品もたくさんあ並んでいる。従来、陣内さんはハードエッジの平面に抽象的イメージの色彩を重層さすと言った考え、スタイルを踏襲している。厳密にいえ…

山ぼうし

博多でN子さんと会いのイムズや新天町をぶらぶら。N子さんはお仕事へと戻り、夜、ボクらは待ち合わせの西中州の”山ぼうしへ”。福岡玉屋前の路地の3階にあった。Tさんご推薦の江戸前で、Tさん、Nさん、Kさんらと合流。博多で江戸前とは珍しい。和席テー…

オールディーズ

Nさんがオールディーズの店に行こうというので、隣り合わせた男性の紹介で近くのライブハウスへ。ご主人がフィリピン人、奥さんは日本人そして娘さんの三人が、演奏し歌う。ギター奏者は千葉へ帰ったらしい。客は我々だけ。うん・・!しかし、リクエストを…

秋の夜

大分涼しくなった。陽射しも弱まりミカンの木では再びアゲハのアオムシゃんが、新葉をガンガン食べて丸々太っている。佐賀出身のHご夫妻がお見えになる。夜は恒例の和食Hで食事会となる。たのしい夜でした。通りには並木の上のマツムシと下水口のコーロギ…

弘法大師奥之院御廟

宿の朝食(トースト、茹で卵)をとって、宿から見えるすぐそばの奥之院を歩いた。一の橋から弘法大師奥之院御廟まで全長2キロの参道には何百年も経った老杉がそびえ、木々の間には武将から庶民までを20万基を超す墓碑が並び、高野信仰の厚さがうかがえる。お…

天空の真言密教高野山

和歌山から橋本橋で南海高野山線に乗り換える。車両のガタンゴトンは激しく猛スピードであるが、各駅停車のローカル線である。ゆっくりと田園風景が遠ざかる。電車は気づかないくらいの勾配を上っていて、町や村が谷の下に見える山間部をガタンゴトンと走っ…

狭き門より

さて、案内所で宿を当ってもらう。宿坊がほとんどだが、ビジネス旅館が街はずれの奥の院の沿道にあった。「夕食の事ですが、5時には街の食堂は閉まります。こことここが開いてますからと」宿の主人は地図で教えてくれた。街のスクランブル交差点の角にある食…

金剛峯寺

しばらく歩くと真言宗の総本山・金剛峯寺に出た。派手な色彩が一切ない木材とヒノキの皮で葺いた屋根の金剛峯寺。ここで少女のことはすっかり飛んで行ってしまった。京都、奈良で見る寺とはあまりにも違う質素荘厳のたたずまいである。参拝、拝殿、入館。何…

高野山のきつね

夜、食事をしようと教えられた食堂に向かうが、奥の院の墓石群が左手に沿って見え、これは帰りがやばいと引き返し街の方角へと向かうが食堂は全て閉っており、土産屋が一店開いていたので仕方なく、梅がえ餅に似た焼き餅を買う。他にも焼き餅を買う客がいて…

視察

朝からマイクロバスで鹿島市の歴史ある酒造屋さん、そして佐賀市の旧たばこ製造所を視察。外の景色もみたいにだが、往き帰りほとんど寝ていた。そして、アバンセでみっちり夕方まで会議。慣れないからつかれた。

隣のともだち

夕方、「佐賀に来てるので呑みましょう」と電話。小郡・久留米の原信之さんである。佐大での研修が終わり、ほっとして電話番号を探しまくり辿りついたという。かつてオーストラリア交流の時行動を共にした吾人である。身の丈190兮臚?擦箸い辰辛?董絵の話が止…

展覧会3つ

現在、美術館では佐賀美術協会の創始者でもある「岡田三郎助の特別展}が開催中。その弟子にあたる山口亮一先生に佐賀師範学校で習ったのが、吉田進一先生であり、肩を並べて吉田進一米寿展の開催中。また、二階画廊では現役の北高3年生・中村暖くんの「絵画…

中村暖くんの「絵画で日本を一つに展展覧会」

中村暖くんの「絵画で日本を一つに展展覧会」を見た。彼は休みなどを利用して80号のキャンバスを担いで、東日本大震災の被災地を巡り、被災地の人たちといっしょに日の丸を描いてきたという「日の丸」の作品や現地の砂や泥、空の写真、瓦礫の破片に描いた花…

米寿展祝賀会

夜、あけぼの旅館で吉田先生の米寿展の祝賀会が盛大に行われた。北高OBも8人が出席していた。吉田先生も勧められる祝いの一献すべて受けられていたようで、「呑み過ぎたばい・・」といっておられ、終宴を前に病院へお帰りになったが、お元気な頭脳と車椅子の…

全身 酒と油絵

吉田進一先生の米寿展の飾りつけにいく。助っ人が20人。それにバイトの佐大美術の学生さん・4人。すごい人数である。午前中、進一先生も作品の配列などの確認のため、車椅子で見学された。作品よりも豪華な額が重く、ボクらの絵とは重さがけた外れである。作…

日韓交流

健康で元気にしていないと、次々に予定がやってくる。絵画教室の後、10月の日韓展の打ち合わせ。竹島問題があり、過去の例もあり、多分中止だろうと踏んで別の予定に切り替えていたのだが、「こんな時だからこそやりましょう」と釜山のみなさん。読みとはち…

ラマダン

夕方までベッドの上で病人やってた。熱も引き、同時に下痢も治まってきたころを見計って、もう寝てはいられないと、シャワーを浴び、豆腐の味噌汁、うめぼし、ショウガでご飯をいただく。生まれ変わったようにおいしかったよ。ラマダンって五臓六腑を浄化し…

食中毒

クリニックの絵画を終えて、美術館にまわり、「二紀展佐賀」を見て、家に戻るが、身体が、重い、だるい。まだ、あの夜の酒が尾を引いているのか?腹痛も出てきた。下痢である。おかしい。夜ついでに熱を計ると38.5度。だるいと感じていたのは、これだったの…

柳川

N子さんが柳川に行きたいというので、出かけた。外はもうろうとなる暑さだ。暑さの中でお客を待つ船頭さんたちもいれば、少ないが、どんこ舟で川下り一団もある。「お花」を見学し、うな重をいただく。N子さんは、そのまま、西鉄柳川駅から博多へ向かった。

若い者んと盛り上がり

夜、N子さんに連れられて某レストランでの渡辺俊美さんのコンサートにいく。店内を見渡してもオジサンは他にはいない。そこへ渡辺さんが来てくれたので、乾杯。パワフルに盛り上がったコンサートであった。渡辺さんが度々、Bをグラスに継ぎ足してくれ、歌…

再びダヴィンチ ビー玉

午前、通仙亭に行く。NBCの移動カ―が来て、設置してある「ダヴィンチ ビー玉」について、インタビューを川本さんと私が受ける。ラジオでは転がり落ちるビー玉の音が頼りである。今朝も大変な暑さであった。

終戦記念日

二軒の初盆参りをする。昔話を黙って聞いてた。喋る人、聞く人と役割はある。次の家ではその立場が入れ替わったりする。終戦記念日でもあるし、記念に一枚。千代田大野北のコンビニから東方の千歳カントリーを臨みスケッチ。あの日も暑かったろう。夜、新藤…