服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2013-01-01から1年間の記事一覧

釜山へ

Mさんの案で金立から高速バスにて福岡国際空港へ。いい天気である。秋とはいえ暑くなりそう。今回は初めて飛行機で釜山に入る。ビートルより飛行機が安いのであった。40分ぐらいで釜山の金海空港に着く。白景原先生の奥さんと生徒さんが出迎えてくれ、車で…

再び

例のごとくH田ご夫妻とちゃんぽん食べて、駅にて見送る。愉快なお二人さんである。絵を始められるだろうか。こちらも明日からプサン。

活気付く平野と海

クリニックの絵画の後、有明海沿岸をまわり戸ヶ里漁港へ行く。堤防の下の田んぼでは稲刈りが始まっている。すべてが一刻として止まらないのだ。田んぼを抜け漁港の土手を上がる。漁船もなくがらんとしている風景を想いて見れば、驚いた。陸に上がっていた漁…

秋の夜は

M光さんの電話でわれに返った。後十分しかない。1時間勘違いしていた。佐賀新聞社ギャラリーに急いだ。ちょうど始まったところのようだ。韓国の丁一振さんの絵画展のオープニングである。黒い画面にオレンジの炎ばかりを描いた作品がずらりと飾ってある。ま…

瀬戸のウエディング

N美ちゃんの結婚式で淡路島に行く。新神戸から迎えのホテルのバスに乗る。老若男女30人ぐらいが乗りこむ。バスは明石に下り明石大橋を渡り淡路島に入る。平野があるイメージはなかったが、至る田んぼでは稲刈りが真っ最中である。淡路島を縦断し徳島にまた…

甲斐のぶどう

段ボールで工作してるところへ、S子さんがM子さんからぶどうをもらって来たと、黒いボール箱を開けた。ふさふさの鳥の巣のような木屑の中に健やかに寝ていらした。大きくりっぱな赤ぶどうである。山梨の「甲斐路」というぶどうである。これは描かずにはいら…

中秋のお月さん

夜、「絵描きさんは、きれいなお月さんを見ないといけないよ」とうながされ、外に出た。東の天空にまぶしいほどにまんまるのお月さんが出ていた。満月である。中秋の名月という。煌々と輝く太陽、と間違えてしまいそうなお月さんである。子供のころはススキ…

陣内敦洋画展

「陣内敦洋画展(村岡や屋ギャラリー9/10~9/15)」磁場のメンバーの陣内さんであるが、個展では展示にも工夫がありさらにおもしろい。過去の作品もあり3つのパターンに分けられるようだが、さまざまな色彩といろんな素材を使うところは陣内さんらしく共通し…

あれから49年

9.11 あれから12年とはね・・。"日々雑感"をはじめたころである。あのとき生まれた赤ん坊も6年生か・・。リメンバー9.11とか言ってたけど、忘れないね。昨日のことのよう。3.11だってそうだろうが,何かできればイイけど。そしてあれから49年か。貫通道路(34…

2020東京五輪、パラリンピック開催決定

早朝5:24分ごろ2020東京五輪、パラリンピック開催がアルゼンチンのブエノスアイレスのIOC総会で投票の結果、マドリード、イスタンブールを破って決まった。日本のユニークなプレゼンも明るく元気だったのだが、選ばれるかどうかは、蓋を開けてみなけりゃ判…

モローとルオー

新橋から汐留の海の方に歩く、新しい超高層ビルが林立する文化区域のようで、駅周辺のような人の混雑はなく、電通ビルの「四季劇場」があれば汐留のパナソニックビル4Fに汐留ミュージアムがあるなど、空間に幅がある近未来の街となるのだろう。汐留ミュージ…

ミケランジェロ

夏の酷暑は過ぎたようだ。芸術の秋となるのだろうか。どこもかしこもお客を誘い込もうとのキャッチコピーを付けての展覧会ばかりである。当たるも八卦当たらぬも八卦。西洋美術館の「ミケランジェロ・天才の軌跡」に行く。今日が初日とは知らなかったが、別…

灼熱の魂 1+1=1

「灼熱の魂」脚色と監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 2010年 カナダ。レバノン内戦時に起きた過酷なお話である。1+1=1 井上ひさしさんの「日の浦姫物語」をおもいだした。面白いというべきじゃないだろうが、おもしろかった。

山田直行展

山田直行展(川副町田園の郷ギャラリー)。雨の日が続き夏を忘れそう。雨が明ければ秋になっているかもしれない。布地屋に寄り広い店内を見学。ご婦人たちがあれやこれやと店員さんと相談しながら布地を選んでいる。何かを作る人たちなのであろう。選んだ生…

元気マン

昨日から今日も終日雨、大雨。ニューヨークのワタベ氏から電話。元気”廣島に来ている。明日は博多に来るが、直ぐ富山に行くので、佐賀には寄れないから。H野監督とOさんに会わなきゃいけないし・・と例の球場周りまわりのようである。がっぽり商売してくださ…

夏の終りの大雷雨

台風が九州に直撃するというが、温帯低気圧に変わったらしい。断続的ではあるが、雨が降る降る。それにピカッゴロゴロの雷様も大暴れ。涼しい。ダムにもたっぷり水が貯まったとか。灌漑用には心配なかろう。マシンガンのような雨音もたまにはイイ。

ギン子

玄関脇の側溝の蓋の上に頭のとれたギンヤンマの雌が仰向けの姿でいた。羽も体もかなり傷んでいる。寿命なのかもしれないが、なんでまたこんなところに。どこかから吹き飛んできたものであろうが・・。「ギン子」と名前を付けて、川に流した。川にはギンヤン…

よかもち

夕方、外に出た。暑さも一段落したようで、夏が過ぎていく。こうなるとさびいもので、時間よ止まれの心境。青少年にとってもツクツクホウシが鳴く、説明しがたい夏休みの終わりであろう。巨勢を過ぎ中原あたりで左折神埼への道が一直線に続く。せりあがるよ…

ギンヤンマの川

雨も上がってイイ天気である。春には川掃除できれいだった駐車場のそばの十間堀川も草が生い茂っている。習性というものだろう、時々その川を覗く。水草などで狭い川がさらに狭くなったようだが、水面は揺らぎまぶしいぐらいに陽光を反射している。いた!ギ…

シルバードラゴンフライ

うまくいけば6匹を一網打尽だ。少年の日の興奮が今なお健在。補虫網を出すが、後20センチが届かない。岸まで水が増水し、おまけにフェンスがあるから近づけない。竿をつぎ足す方法もあるが、止めた。再び家に戻り今度はカメラである。しかし、スコープの倍率…

ドラゴンフライ

先日、古場岳”皿屋”のタロさんの庭でバーベキューをしていたおり、広い庭には赤トンボが群れ飛び、オーストラリアのMsデーブが頭上を舞う赤トンボを避けるように顔を背けたところ、タロさんの奥さんはすかさずに「トンボ、きらいなんですか?」そして「蚊…

音の風景

・・岩に染み入るセミの声などの情緒を西欧でも学んではいるようだけれど、どれほど実感できるのやら、またそれを伝えるのはむずかしい。日本でさえ、すでに明治時代にはあった「(鳴く)虫屋」はなく。スズ虫も風鈴もうるさいという人種も出てきている。家…

ギンヤンマの雄志

ギンヤンマを人差し指と中指、親指ではさみ持つ、時には手が足らず口にくわえる。自然の充足する時間を内包するようなギンヤンマの姿形はあこがれである。永遠に超えられない夢、あこがれのようでもある。テリトリーをホバーリングするシングル雄はただ行っ…

ギンヤンマ環境

それにしても、このさほどきれいでもない川に,ギンヤンマを目撃しただけでもカップル3組とシングルの雄一匹、計7匹、あまりいないメスが3匹とは驚く。子供のころこの川にギンヤンマがいないことはなかったが、セキレイ、カワセミの水鳥がいてカエル、ヘビ、…

ドードー雨

朝からドードーと雨が降る。音を聴いているだけで気持ちがよくなる。この音に飢えていた。日本海側などで水害が起きているというのに。快適な一日でありました。

佐賀支部二紀展に行って

昨日のことである。クリニックの絵画のあと県立美術館にまわった。車がいっぱいである。「佐賀支部二紀展」(8月25日まで)を見る。ドール展やコレクション展には例のごとく親子連れがたくさんいるが、二紀展会場にはボク一人であった。力作がずらーりと…

川本太郎作陶展

川本太郎(菓子器)作陶展(松原川の畔 ギャラリーシルクロ 9月1日まで)に行く。ボクにしてはあまり見たことのないような太郎さんの菓子器である。白だけにさわやか、すがすがしい。陳列棚も太郎さんが作ったのであろう。空間に合っている。先日山へ行っ…

アントニオ・ロペス

急に思い立って電車・黒いかもめで長崎へ。夕方までに帰る必要があるので、電車となる。途中の駅で電車が停まり、その景色の光のコントラストが夏らしくスケッチ。駅名がわからない。1時間20分で長崎。思ったより速い。タクシーで長崎美術館へ。街と港が…

グラン・ビア

長崎美術館は広く高く、観客も程よく、作品を顔面接写、独占でじっくりと見られる。感想は一回目と変わらないが、作品のほとんどを忘れてしまっている。いい加減と言うか、全体から感じるものを見ていたと、言えば少しは救いである。佐賀の「行動」のS光さ…

接近接触不可

監視員の女性たちもよそに比べておおらか、「ホントに描いてあるのか」とついつい作品をさわる人がいても、飛んできて注意はしない。展示自体が「触ってもイイですよ」と言わんばかりである。アントニオ・ロペスさんにしても、そんなこと気にしていないはず…